私は長年、住友商事で化粧品の仕事に携わってきました。 世界各国を訪れて、多くの人々と出会う中で「美しくありたいという想いは世界共通である」ということを確信しました。 化粧をするということによって、人は外面的な美しさ以上に、内面的な豊かさを得ることができます。

化粧品は自信を生み、変化する楽しみを生み、コミュニケーションを生み出します。

住商コスメティクスは、皆、化粧品の力を信じ、自分らしく、変化を楽しみながら、より多くの人に伝え、心身ともにより美しい世界を、化粧品を通じて実現したいと考えている集団です。

私たちにとってダイバーシティは、必要ではなく必然です。というか、多様化された方が楽しいのです。
化粧はその国、その土地の文化と密接に結びついています。 世界が多様な美しさで溢れていることを知る私たちだからこそ、私たちの商品・サービスを通じて伝えられることがあると信じています。

また、豊かさの定義は世界中で変化しつつあります。固定概念に囚われることなく、違いを楽しめる企業文化を育み、新しい豊かさを発信し続けていく企業でありたいと思います。

化粧品業界は、日本だけでなく世界各国において伝統産業です。使う人への誠実な想いや、品質へのひたむきな想いが、化粧品産業を支えてきました。
一方で、機能ごとに企業が分かれ、バリューチェーンにおいて垣根もあります。

私たち住商コスメティクスは、化粧品素材、ODM事業を営んでいますが、更に、商社としてのグローバルにまたがるアセットと、新しい価値を創造するというアントレプレナーシップを併せ持つグローバルで、垣根を超えた企業です。企業、業態、国という境界を超え、化粧品業界の発展に貢献したいという、強い想いを持っています。

また、化粧品業界だけでなく、世界で必要とされる、SDGs,Traceabilityについて、世界中のパートナーとしっかりと取り組んで行きたいと思います。

私たち住商コスメティクスだからこそできることに、挑戦し続けます。